「モルタデロとフィレモン」@シアターN渋谷

会社を早退して観に行ってきました。グロいという文句におびえていたのですが、ちょうど今日は千円DAYだったので、最悪目をつぶってやり過ごせばよしという心の整理をつけました。
結果としては、観にいってよかったです。とにかくはちゃめちゃでドタバタでバカバカしくて、あっという間に脳内を通り過ぎて行く映画でした。疾走感がすごいので、正直内容はほとんど頭に残っておりません。頭を空にして観られるし、後に引きずらないので、それはそれでいいのかなと思います。重ーい映画に耐えられない精神状況の時もありますし。それに、予想よりは全然グロくありませんでした。動物愛好家の方には厳しい場面が1つありますけど。
人によってはかなり爆笑していましたが、私はプッと吹き出す程度でした。アメリカ人とかは腹を抱えて笑いそうな感じです。小林さんが字幕監修を担当しているということが念頭にあるからか、字幕のそこここに小林賢太郎テイストが垣間見られたような気がしました。観た人にしかわからないでしょうが、「るるぶ」とかまさにそうだと思います。
一番期待していた空耳翻訳の歌は、無理がある部分もありましたけど、映画の内容に合った歌詞になっていたのですごいと思いました。こちらもプッと吹き出してしまう笑える歌詞になっています。このエンドロールの歌だけ、歌詞付きで、もう一度聞きたいです。