言ってみるもんだ。

電車で座っている時、横の人の腕やら脚やらが自分の方まで大幅に侵食してくることが嫌いです。特に男の人。脚を広げたり、新聞を大きく広げたり、気にせず書き物をしたり。
今日のおじさんは、スポーツ新聞を熱心に読むあまり、肘が私の腰に当たるんです。かなりぐりぐりと。私は元来神経質なタイプですし、くすぐったがりなのです。体育の時間のペアでする準備体操もできないほどのくすぐったがりなのです。腰はくすぐったいポイントの上位クラス。さらに、電車のゆれでおじさんの肘のくい込み具合も変な強弱がついていました。どうしようもなくなったので、思い切って「肘をずらして戴けないでしょうか?腰に当たるので・・・・。」と言ってみました。人生初です。すると、おじさんはびっくりしたような顔をして、肘をどけてくれました。多分、気づいてなかったんだと思います。
案外言っても大丈夫なものですね。これからもあまりにやばい時は、勇気を出してお願いしてみようかと思います。ただし、酔っ払いとかは始末に負えなくなると困るので、人を見てですけど。