ペンギンプルペイルパイルズ「道子の調査」@下北沢スズナリ

待ちに待ったペンギンプルペイルパイルズの公演。期待通り、とてもおもしろかった。1番好きな劇団かもしれない。今日は公演の後に宮崎吐夢さん、小林高鹿さん、ぼくもとさきこさん、玉置孝匡さん、加藤啓さんによるアフタートークがあり、さらに満足。

  • ペンギンの舞台を見るときは、いつもすごく緊張している。笑いでゆるむ瞬間もあるけど、最初から最後まで気持ちのいい緊張感が続く。
  • 余韻が残る。謎が残る。だから見終わると頭がぐるぐるして、しばらく喋れない。つかんだと思うと新たな疑問が湧き上り、時間が経つほどによく分からなくなる。
  • 同じことを言っていても、シチュエーションが異なれば、説得力があったり薄っぺらくなったり、聞こえ方が違う。傍から見て感じたものと、当人の目的や意図は全く異なることがある。人間の感覚なんてその程度のものなのだろうか。
  • 倉持さんは自分で書いた脚本を演出する際に、「こういうことかもしれない」と言ったりするらしい。そして、観客には、観終わった後に、あーでもないこーでもないと色々考えて欲しいらしい。観ている私たちが完全に理解できないのも当たり前だし、想像を巡らすのは歓迎されているんだ。
  • フライヤーの水着の女性は意外にも出演者のあの女優さんだった。言われてみれば、確かに。
  • 物販コーナーにあった「不満足な旅」のDVDを買った。あの感動よ再び!
  • スズナリの座席は、前後はきつきつだけど、座席がいい。見た目は普通(もしくは普通以下)の椅子なのに、お尻が痛くならない。スズナリ好きだ。