「記憶の棘」

久しぶりにHDDにたまっていた映画を観ました。短いというだけで選んだ「記憶の棘」です。1時間40分。
なんだか、誰も幸せになれない話で、微妙な気分になりました。ニコール・キッドマン演じる主人公に対しては、最初は気持ちが分かると思ったのですが、ラスト近くになって、行動が理解できなくなりました。夫を亡くすということは、それくらい大きな打撃を受けるということなのでしょうか。人生経験の少ない私にはよくわかりません。
それでも、ニコール・キッドマンの美しい姿や子役の巧みな演技はよかったです。少年の寂しげな目、何かを言いたげな口もと。怖いほどでした。