最近読んだ本

物書きだから当たり前なのかもしれないけれど、微妙な感覚をうまく伝えているなと思いました。あまのじゃくについてとか、人の顔を覚えられないことについてとか。すごくすんなり入ってきました。
川上弘美さんは、自分と同じく長身だからつい贔屓しちゃいます。他の長身の女性作家についても思うことですが、どの高さから世界を見てるか、他の人からどのくらいずれてるかって、いくらか作品に影響すると思うのです。だから、無意味で勝手な仲間意識だけで贔屓しているのではなく、私の心に響くもの、共感できるものも多いのかなって。

なんとなくな日々 (新潮文庫)

なんとなくな日々 (新潮文庫)