最近読んだ本

あらぬところから舌をチョロリと出しているクマさんや、脈絡のない漢字が描かれた耳なし芳一的フォトスタンド。斬新だぜ、百均!

100均フリーダム

100均フリーダム



咽頭ガンの手術で食道を摘出し、自身の小腸を移植された著者。今は食道となったその小腸から、いつまでも腸液が出るということに驚きました。人間の身体ってすごい。
日記の中で、体調の悪さを日々綴っていますが、お酒をガブガブ飲んで、薬ですらお酒で流し込むような人に、体調悪い悪いって訴えられてもって思ってしまいました。私のつらさなんか比じゃない世界なのかもしれないけど・・・・。私、結構真面目にやってると思うんだけど、お腹が全然良くならないんだよー。と、結局自分の体調が悪いときは、何を読んでも、たいてい自分のことしか考えられないんです。

声をなくして (文春文庫)

声をなくして (文春文庫)


おもしろいスパムメールを集めた本。どぎつくて気分が悪くなるような内容のものも多いけど、確かにあまりにバカバカしくて笑ってしまうのもあります。
差出人、米田寅美。英語名はYONEDA the Tiger Beauty。よくこんな名前考えたなーと感心。この発想力を他の方向へ使ったら、何かの分野で成功してるかもしれないのにね。

スパムメール大賞 (文春文庫)

スパムメール大賞 (文春文庫)


穂村弘エッセイの2冊目。やっぱり好きです。
自意識過剰な人は、どこまでいっても自意識過剰なのですね。頷きどころが多すぎて、感動していたのですが、amazonのレビューを読んだら、そんな人がたくさん。自意識の塊人口の多さに驚きました。
あとがきは三浦しをんです!最後までうれしいのです。

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)


読んでいて、yomyomに掲載されていた岸本佐知子さんの日記を思い出しました。
ムーミンの登場人物の中でも影が薄い方だと思われるヘムレンさんについて書くあたり、たまらないね。
長嶋有氏のあとがきの偽ょっ記もとてもおもしろいです。グラクソ・スミスクラインの名前については、私も前から気になっていました。

にょっ記 (文春文庫)

にょっ記 (文春文庫)