心療内科通院日

3週間ぶりの診察。とてもよく話を聞いてくれて、自らもよく話をしてくれる先生なので、予約していても、時間通りに進みません。15時予約のはずが、16時にずれこみました。でも、私の診察時間も、他の患者さんと同じように、しっかり取ってもらえるので、不満は一切ありません。
診察時間は30分ほど。最近の暮らしぶりを話したり、体調について話したり。そんな当たり障りのない話から、気がつくといつも深い話になっていて、不思議な気分になります。全部つながっているんだな。
今日、印象に残った質問は、「もし、現代医学が進んで、潰瘍性大腸炎が完治したらどうしたい?」というものと「もし、19歳の時に潰瘍性大腸炎を発病してなかったらどうなっていたと思う?」というもの。
私は、別にあきらめきっているわけではないですが、生きている間に潰瘍性大腸炎が完治できるようになるとは思っていないので、一つ目の質問のようなことを考えたことがありませんでした。そして、さらに考えたことがなかったのが2つ目の質問。もう10年も潰瘍性大腸炎患者をやっていると、全て何をするにも潰瘍性大腸炎を前提に考えて動いており、潰瘍性大腸炎じゃない自分の人生がどうなっていたかなんてどうにも考えられず、答えられませんでした。
なんだか、自分の大腸だけじゃなく、頭の中まで潰瘍性大腸炎に浸食されたような気分です。くー。