ヨルの兄弟見つかるの巻

ヨルを診せにいった動物病院の看護婦さんから、「同じ日に仔猫を診せにきた方がいたんだけど、住所が近かったので、ヨルちゃんの兄弟だったかもしれませんよー」という話を数日前に母が聞いていたのですが、その“診せにきた方”が裏の家の親子だったということが分かりました!庭が隣り合っているので、うちの母とその家のお母さんがおしゃべりしていた中で発覚したそうです。「26日に猫拾ったのよー」「え!うちもだよ!」って。
ヨルの兄弟猫は、キジトラのヨルとは違い、真っ白な猫。でも、同じ日の夜に似たような場所で見つけた生まれたての仔猫なので、かなりの確立で兄弟だと思います。両家は庭で大興奮。ご近所さんは何が起きたんだろうと思ったでしょうね。
ちなみに名前はルー。ヨルと微妙に似ていて、これまたおもしろい偶然。

ヨルを見つけた4月26日の雨の夜のこと。
珍しく外に行きたがったこま子を連れて母が外に出た直後、「鳥か何かの鳴き声が隣の家の草むらから聞こえてくる!」と、慌てて戻ってきて、母と私とで見にいくと、懐中電灯でかろうじて猫の顔と赤い何かが見えたのでした。てっきり猫が怪我をしているのかと思って、一度家に戻り、巨大懐中電灯やらミルクなどを持ってきて助けようとしたところ、猫がいません。でも、泣き声がまだ聞こえます。
よく見ると、仔猫がいました。実は、赤い何かは怪我ではなく、胎盤のついた仔猫だったのです。
あの時はただ仔猫を温めなくてはという思いから、そのまま家に連れて帰ってしまいましたが、「そのまま残しておけば母猫が戻ってきてくれたのかもしれない」「もしかして、よくないこと、余計なことをしてしまったのではないか」と、後から考えたりもしました。でも、そのまま放置して助かったかどうかなんて今となってはわからないことです。だから、今は元気に大きくなってもらうために、やるしかない。

そんな期待にこたえてくれ、ヨルは元気いっぱいです。手の小さい妹は掴んでいるのが大変なほど。


カメラマンの腕前が悪いためにわかりにくいですが、左目が少し開いてきました。へその緒も取れました。


かぎしっぽで幸運をひっかけてきてね。自分の分と、できれば私の分もよろしく。