運転手

弟が大腸がんになって以来、自分も大腸内視鏡検査を受け始めた母。この日は年に1回の検査の日でした。
検査では麻酔の注射を使うので、車の運転は厳禁。いつも麻酔が効きすぎて眠気でつらそうなので、今年はペーパーを脱出しかけていることだし、帰宅路の運転手を申し出ました。
ようやくほんの少しだけどこの年齢に相応しいことができるようになったなーと、ちょっと嬉しく、そして、安心に似た気持が湧きました。20代は体調が悪過ぎて、私はやってもらう係になっていたし、30代になったら元気になって遊び呆けているしで、いつまでも子供気分でいましたが、今年ペーパー教習に行ったことは、本当にいい選択だったとヒシヒシと感じています。