『気になる部分』

岸本佐知子さんのこの本のことは知っていましたが、今朝の9時頃まで、てっきりタケシ映画の常連である岸本加世子さんのことだと思っていました。女優業の傍ら文章も書くんだーみたいな。
別人だとわかったきっかけは先日買った『yomyom』。「カブトムシ日記」というエッセイのタイトルから、「どうせ昆虫飼育の記録でしょ。つまらないなぁ・・・・」と思って読み飛ばしていたのですが、他に読むものがなくなってきたため、今朝の9時に仕方なく目を通してみたのです。そしたらこれが、ものすごく私のツボ!で、よくよく名前を見てみたら、「岸本加世子じゃないじゃん!」となったわけです。
そして今日の午後、パルコパート3の書店で偶然サイン本を見つけたので嬉々として購入(サインはただ普通に名前を走り書きしただけだと思われる大変読みやすいサイン)。さらに著者の紹介を見て、私と同じ大学&学科だったことを知り、「岸本センパーイ!」とひとりニンマリ。もう、失礼にも最近まで岸本加世子だと思っていたのもどこへやら。
『yomyom』の「カブトムシ日記」同様、こちらの本もとてもおもしろいです。はっきりいいます。頭の中がおかしいです。本当に本当に良い意味で。

気になる部分 (白水uブックス)

気になる部分 (白水uブックス)