会社のおじさんの話 part2

しつこく食事に誘ってくるおじさんの誘いを断るために、これまで、「食事制限がある」「潰瘍が悪化している」「流動食しか受け付けない」等の大げさな難病アピールをしてきましたが、あまりにこの作戦を使いすぎてしまったために、敵も慣れてきたのか、効力が落ちてきました。
そして、とうとう、今日、居もしない架空の彼氏を作るという手段にまで手を出してしまいました。「今、付き合っている人が、会社の人との飲み会ですら嫌がる人なので、ちょっと無理ですねー」というのが今回の断り文句。敵からは「状況は承知しました。」というなんとも偉そうな返信が来ましたが、ひとまず、今回は乗り切れた様子。
この作戦がうまくいったのはよかったんだけど、なんとなく架空の彼氏話をするのは、後ろめたい感じね。誰にっていうわけではなく、世間に。