最近読んだ本

ただいま、大変心がすさんでおり、小説などを読んでも、「どーせ作り話でしょ」となってしまいそうなので、ノンフィクションばっかり、しかも、犯罪のやつばっかり、読んでおります。



主要登場人物すべての人の気持ちが理解できません。誰も救われることがなく、いやな気持ちが残るのみ。
でも、不可解な事件には、著者も言うように、からめとられていく感じがあって、興味を持たずにいられません。ただのヤジウマなのかもしれないけど。

帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件 (新潮文庫)

帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件 (新潮文庫)

これはちょっと私には読みにくかったです。いろんな事件を扱うものより、ひとつの事件を深く掘り下げている本の方が興味があるみたいです
でも、今の憲法がおかしいということだけはよく理解できました。殺人において、覚醒剤を使用しているケースの方が、使用していないケースよりも、罪が軽くなるなんて、意味不明。人を一人殺して、そのあとやけくそになって、何人も殺したら、罪が軽くなるなんて、理解不能

そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)

そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)

一気読み。グイグイ引き込まれます。次々に周りの人間を取り込んで、仲間というか奴隷にしていく吉田純子にただただ驚くばかり。
あと、驚いたのは、騙された人たちの懐状況。なんでそんなにお金あるの?500万円とか1000万円なんて、私から騙し取ろうと思っても、無理。そんなお金がまずありません。

黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)

黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)

これも一気読み。ただひたすらモンスターペアレント恐るべし!
人によっては、この本に書かれたことこそが、でっちあげだと言っているみたいだけど、そこのところは私にはわかりません。でも、(不謹慎だけど)、本としておもしろく読めました。

でっちあげ (新潮文庫)

でっちあげ (新潮文庫)