口の中も子供のまま

歯医者さんの定期健診に行ってきました。下右奥の親知らずの一つ手前の歯の神経を抜いてから、半年に1回通うように言われています。
毎回、染め出しをされて、磨き残しを指摘されてしまうので、今日こそはと念には念を入れ、歯ブラシとデンタルフロスを駆使して磨いたのですが、またしても磨き残しを注意されてしまいました・・・・・。あんなに頑張ったのに・・・・・。これはもう、私には歯磨きの才能が皆無なのだと思わざるを得ません。この歳になって、歯ブラシの持ち方や磨き方を改めて説明されるのは、非常に恥ずかしいので、半年後の健診時にはどうにか避けたいのですが、今からあきらめモード。
ところで、今日、びっくりしたことがありました。舌の位置の話です。先生が仰るには、私は喋っているときも、舌が前に出気味なのだそう。確かに、歌の先生にも言われたことがありました。こういう人は、口を閉じて、ごっくんと唾を飲み込む時の舌の位置も間違っていることが多いらしく、実際、やってみると、私の舌の位置は「幼児嚥下」の状態であることがわかりました。
普通の大人は「成人嚥下」と言って、飲み込む時に、上の前歯の根元から上顎に舌を押し当てるそうです。しかし、「幼児嚥下」をする人は、上の前歯と下の前歯の合わさっている部分に下を押しつけて飲み込みます。「幼児嚥下」は赤ちゃんの飲み込み方で、通常は、大人になると「成人嚥下」になっていくらしいのですが、癖が残る大人がまれにいるらしく、まさに私がそれでした・・・・・。いつまでも精神年齢が子供のままだと、この日記にもよく書いていますが、まさか舌も子供のままだとは・・・・。
そして、この「幼児嚥下」は、前歯周辺の歯並びを悪くしてしまい、その結果、奥歯を多く使用するようになり、奥歯に負担がかかってしまうことがあるそうです。でも、この年齢まで「幼児嚥下」で生きてきちゃってるから、先生も、「治すのは難しいよねぇ」と。私も「そうですよねぇ」と。で、結局、私の「幼児嚥下」はこのまま続いていくのでありましょう。