ばいばい、ナッツ

今朝、6時頃、ナッツが心臓発作で亡くなりました。
昨日の夕方頃から、咳が出たり、呼吸が苦しそうだったので、夜に救急外来で診てもらったのですが、その時は、そんなに重症ではなく、今すぐどうなるという状況でもないと診断され、気管支拡張剤等を点滴してもらって、帰宅しました。
翌日である今日、改めて詳しく検査をすることになっていたのですが、朝、容態が急変し、突然呼吸が止まり、そのまま遠くへ行ってしまいました。先生を電話で呼び出して、病院に連れていった時には、もう命はありませんでした。
先生が推測するに、心臓の弁の腱が切れて、急変したのではないかとのこと。通常3分以内に蘇生措置をしないと手遅れになるそうなので、あの時の私たち家族が何をしようとも、間に合わなかったようです。野良っ子だったので、推定年齢ですが、14年3ヶ月生きてくれました。寿命だったのだと思っています。
最期は苦しかっただろうけど、サンディーのように、呼吸困難の状態が長く続くことなく、安楽死させることもなく、自然にあっという間にその命を終えられたことは、よかったと思っています。
今思うと、昨日の夜の時点で、ナッツはまもなく自分が死んでしまうことをわかっていたような気がします。部屋を出入りする家族をじっと見つめていた目。いつもと違っていました。また、今日は両親が有休で、妹も休みが取れる日で、家族全員が揃っている日。みんなが最期を見届けることができました。この日まで頑張って生きてくれたんだと思います。仕事を辞めてから、朝昼晩、一緒に居られて私は幸せでした。
これで我が家にはわんこが居なくなってしまいました。サンディーもナッツも行ってしまった。今日の午前中の驚きと悲しみの大きな山は通り過ぎたけれど、この後も、じわじわと悲しみや寂しさがくるんだろうな。ほんと、昨日まで、「こだまでしょうか いいえ ナッたんです」なんてふざけて話しかけて、そこにいるのが当たり前だったのに、あっという間にいなくなってしまったなぁ。
ナッツ、本当にありがとね。