必殺忘却の術

6月5日に社長のセクハラが理由で退職を決めた女性に対して、社長が引き止め作戦に出始めました。
開いた口がふさがらないほどあきれてしまったのは、女性が先週退職すると宣言したこと自体を忘れてしまったと発言したこと。女性が「7月の退職の件ですけど・・・・」と切り出すと、「1週間前のことなんて忘れちゃったよ、突然退職の話なんてして、どうしたの?何が君をそうさせたの?昨日の男性社員に対する解雇通告の件?ねえ、教えてよ。」って。
そして、その後はひたすら謝罪の文句を並べたてます。「何かあったのだったら謝る。僕の思いつきで会社を運営することも無いようにする。暴走する僕を止めて欲しい。君がいなくなったらこの会社はだめになる。僕もみんなから信用を失ってしまう。君が望むなら、君の所属する部署を子会社として立ち上げてもいい。あと、君に療養休暇を1週間あげるよ!」とかなんとか。思いつきで運営しないって言ってるくせに、子会社の話なんて、思いつき以外の何ものでもないよ!
いやーもう、ここまでくると笑っちゃいますね。先輩と二人目を丸くしてしまいました。
でも、もしかしてどっちもどっちなのかと思ってしまったのは、その女性も「社長が本当に改心して、私がこの会社に残ることで、会社がより良くなるのなら、残ろうかな」と言い始めたこと。正直絶句です。人が良いと言うか何と言うか・・・・・。
ああ、今日もまた社長で始まり社長で終わる1日でした・・・・。毎日の日記が社長一色になってしまっているけど、しょうがない。だって、本当にそういう日々なんだもん。