今週も暴走!

社長が朝一番に男性社員を呼び出して、みんなのいる前で罵倒した後に解雇通告。理由は勤務表を毎日つけてなかったからという、たったそれだけのこと。
そして、午後、「どう?ショックだった?」と半笑いで男性社員に話しかける社長。人でなしとしか言いようがありません。
あまりにむかついたので、裏から手を回して、社長に物を言える強い立場の人にこのおかしな事態を告げ口して、社長に一言物申してもらいました。これが上手い方向に働いて、男性の解雇通告は解除。社長の怒りがおさまらず、降格処分にはなりましたけど・・・・・。
その男性社員のことはまったく好きでは無いけれど、いなくなると他の人の負担が増えるし、明らかに社長の言ってることがおかしかったので、口を出さずにはいられませんでした。こういうの我慢ならないんです。
でも、その男性社員は、あんなにひどいことを言われたのに、まだ会社に残る選択をしたことも衝撃でした。私だったら「言われなくてもこんな会社辞めてやるよ!」と言い放っているところです。
彼が残ったのは、最近子供が生まれたということ、家のローンがあるということ、つまり一家を支えているという理由からでしょう。それはとても責任感のある行動だと思います。でも、生きるってなんて大変なんだろうと、こんなに痛めつけられても働き続けなくてはならないなんて、人間の一生って何なんだろうと、あらためて衝撃を受けてしまいました。
人生を放棄したくなる人がいるのもよく分かります。当事者じゃない私までそう感じるのだから。