最近読んだ本

ページを開いて驚いたのですが、今号をもって廃刊となるとのこと。ここ1年くらいは毎号購入していたのに残念・・・・。

Nuugy 2013 WINTER

Nuugy 2013 WINTER


いつまで待っても文庫本にならなので、とうとう図書館で借りて読みました。何年にもわたる差別はがきの受け取り人が、まさかの自作自演だったという、結構最近の事件の話です。犯人の図太さだけでなく、犯人の奥さんの図太さもハンパないです。
外から見ていると(と言っても実際には事件後に書かれた本を読んでいるわけだけども)、何度も明らかにおかしい事象がたくさん起きているのに、同じ部落解放運動をしている仲間たちは、仲間意識もあって、彼を信じてしまうんですよね・・・・・。中に入らないとわからないことがあるのだろうけど、普通のつながりではないのだなと感じました。

どん底 部落差別自作自演事件

どん底 部落差別自作自演事件


これもamazonさんがおすすめしてきてからずっと気になっていたのですが、文庫化されないので、図書館で。
完全に文系の私には難しい箇所もありましたが、おもしろく読めました。
狂牛病で有名になったプリオンが研究によって明らかになってくる過程を追っているのですが、その間に登場する天才たちの変人さ加減が、うちの会社の社長に通ずるものがあり、「ああ、やっぱり天才ってこういう人多いよね・・・・」と何度も頷きました。
うちの社長、取引先の人間も「御社の社長さんは天才でいらっしゃるから・・・・・」とか「天才肌で凡人とは違いますから・・・・・」と皆に言われているのです。

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎