最近読んだ本

「荒野へ」がとても面白かったので、こちらも文庫化を期待していたのですが、いつまで経ってもなる気配がないので、図書館でレンタル。
途中難しい箇所があって、そこらへんは実はパラパラと飛ばしてしまいましたが、全体としては、非常に興味深く読みました。宗教についていろいろ語りたくはないのだけど、本にあった、宗教は世界を単純にするというような記述に、大いに同感。

信仰が人を殺すとき - 過激な宗教は何を生み出してきたのか

信仰が人を殺すとき - 過激な宗教は何を生み出してきたのか

これは期待していたのとは違いました。何でもないような話に面白みを読み取れる力を持つ人にはいいのかもしれません。私みたいに、私生活に刺激が無いので、本から刺激を得ているような人には物足りないかも。でも、これは言える、ミドリさんはおしゃれ。

ミドリさんとカラクリ屋敷

ミドリさんとカラクリ屋敷

amazonからおすすめを受けた本。沢木耕太郎氏が訳というのも、興味を引かれた理由。
国が違うからか、万引きや強盗をみんなやってる子供の遊びみたいに語る犯罪者の感覚は理解できないものがありましたが、ちょっと距離を感じながらも面白く読みました。犯罪者たちへのインタビューが巧みで(もしくは沢木耕太郎氏の訳が巧みで)、頭の中にイメージが湧きました。

殺人者たちの午後

殺人者たちの午後