最近読んだ本

新聞の書評欄に載っていたので読んでみることに。
いろんな難病の人のことが病気とともに紹介されていますが、8割前向き、2割その場で足踏みといったところ。前向きな人の「病気になってよかった」というのは、病気になって13年ほどの私ですが、1回も思ったことがありません。きっともともとの性格がとても素晴らしいんだと思います。私はその境地には死ぬまで辿りつけないんだろうな。

難病カルテ―患者たちのいま

難病カルテ―患者たちのいま

この本は、先日読んだ「人間仮免中」という漫画と同じくらい衝撃が強くて、一気に読んでしまった昨日は、気持ちが昂ぶってなかなか眠れませんでした。
今でこそ普通の人に近いくらい元気に過ごしているけど、潰瘍性大腸炎発症後8年くらいは悪い期間ばっかりで、19歳の頃は車に乗れば道路のデコボコで起こる震動でおなかがグルグルしたり、その後落ち着いてくると言われた5年を過ぎても、悪化時は椅子の背もたれに寄りかかった衝撃でおなかがグルグルしたりと、おなかが痛いのと下痢の辛さは普通の人よりわかっています。
この本で取り上げられているFAPという病気は、私の病気とは比べられないくらい、重い病気ですが、一番ひどかったころの自分と重ね合わせてしまい、ひどくぐったりしました。遺伝病の難しさ、募金を受けることの重さが、頭と心に入りこんできました。これは、ぜひいろんな人に読んでもらいたいです。


手芸部員なのに、手芸をしないというのも何なので(若干クレームも出始めているので)、こんな本を買ってみました。デザインは私好み。amazonでも初心者OK的な感想が多く見られるので選んだのですが、一番基本的なものでも、やっぱり作り方がよくわからない・・・・・・。“安全ピンを縫いつけます”って書かれても、安全ピンのどこをどんな風に縫うのかわからない・・・・・・。デザインは気に入らなくても、もっとド初心者用から始めた方がいいのかしら・・・・・。

刺繍のエンブレム

刺繍のエンブレム