スペシャル欲

昨晩は、あまりよく眠れませんでした。
ここ数年ぶりに「特別になりたい病」に襲われたのです。「特別になりたいのに、自分は特別じゃない」と悲しくて悔しくて、泣けてしょうがない。「人間には、誰一人同じ人はいなくて、みんなそれぞれに特別なんだ」と思えるときもあるのですが、そういう「特別」じゃなくて、人よりも明らかにすぐれた何かを持っていたり、秀でたものを持っているという「特別」になりたくてたまらなくなるのです。
最近、自分がどんどん「平凡」で「普通」で「ありきたり」な人になっているような気がして、焦りを感じることがあります。そういう風に考えるということは、まだどこか自分に期待しているんでしょう。本当の自分はこうじゃないのにって。でも、そう思う自分がいる一方で、もうそろそろ、ある程度自分の身の程をわきまえればいいのにと考えてる自分もいます。こんな感じで、結局頭の中ぐるぐるになって、身動きが取れなくなるだけっていうね・・・・・。なんとも生産性のないことをやっているのです。