長年つれそったアイツとの別れ

思わせぶりなタイトルですが、アイツというのはイボのことです。ちょっと乙女チックな展開を期待させるタイトルにしてみました。しかし、繰り返しますが、イボの話です。あしからず。
ちょっと前にも書きましたが、10年以上前から首に小さなイボがあって、気にせず普通に暮らしていたのですが、同じ場所に同じイボのある会社の友人(通称:イボ友)がイボを年末までに取るなどと抜かしやがったので、「だったら私だって!」ということで、抜け駆けして取ってきました。
小学生の頃、手の指にたくさんイボができてしまったことがあり、皮膚科でものすごく痛い治療(ドライアイスみたいなのをイボに押し付けて焼く)を受けた経験があるので、とにかく今回は、痛く無い方法が有るのか無いのかどうなのかというところを聞くつもりで病院に向かいました。
先生にイボを見せたところ、人にうつるような悪いものではないそうで、恐怖のドライアイス治療を行なう必要はありませんでした。ホッ。
先生から提示された方法は2種類。1つ目はハサミで切る方法。2つ目はレーザーで取り除く方法。ハサミの方は、根っこから切ることはできないので、再発(といっても再び盛り上がってくるだけですが)の可能性があるとのこと。だけど費用は安い。レーザーの方は、根っこから取れるので、ハサミの治療よりは、再発の可能性が低いとのこと。費用はハサミよりも数倍高い5000円くらい。そして、肝心の痛さはどちらも同じくらいの痛さでそんなに痛くはなく、一瞬で終わると言われました。
これには迷いました。だって、一番の選択基準だと考えていた「痛さ」が同じなんですよ。それに、どちらの方法でも、再発する時にはするってことでしょ。
でも、人を待たせて迷うのが嫌いな私。ハサミで切る→血が出る→それは切り傷→切り傷は嫌い、ということで、レーザーを選びました。レーザーでもその連想作業を試みたんですが、レーザーをあてられる→・・・・・??、と知識不足でつながっていかなかったので、その可能性にかけてみたわけです。どちらもやらないという選択肢もあるということを、この時点では完全に忘れておりました。
そして、診察の後に待合室で少し待たされての、レーザーターイム。待っている間に、緊張から何度もトイレに行きました。おなかの調子もおかしくなっていました(でも、これは最近の暴飲暴食のせい?)。なのに、レーザーって、ほんとにたいしたことないんです!!私の気苦労は一体何だったのでしょうか。拍子抜けしました。レーザー脱毛っぽくバチコンバチコン打たれるのかと覚悟していたら、弱気なシューシューいう音が4回しただけで終わり。現代医療はここまできておりますよ、みなさま。お風呂も今日からOKです。
赤みが半年くらい残るかもしれないと言われましたが、それが何って感じです。だって、これまでは、その場所に、褐色のイボをつけて生きてきたんですから!赤みなんて痛くも痒くもありません!