たこ焼きパーティー

友達二人が、はるばる東京の端っこの我が家に遊びに来てくれました。目的は、私のおしゃれに整った部屋、別名自己満足ルームを披露することと、妹のたこ焼き器でたこ焼きを作ること。
途中下車してたまプラのデフェールでケーキを買い、駅前スーパーで材料を揃え、我が家に到着した後はワンコとマミーに紹介して、キッチンでたこ焼きの下ごしらえをして・・・・・と、ここまでは万事上手くいっていました。
しかし、メインイベントのたこ焼きを焼く段階で問題発生。生地を流し込んでみるも、いつまでたっても焼き固まらないのです。火力が弱いと聞いていたけれど、ここまでとは。みんなで忍耐強く待ちました。待ちました。待ちました。しかし、焼けません。
いくつか半生状態のまま、竹串でクルっとさせてみましたが、焼き目はゼロ。放置していたことによる乾燥で固まっている程度です。一体何でだろうとみんなで竹串でいじくっているうちに、見るも無残な状態になってゆきました。
そこに母登場。部屋に入ってくるや否や、「あっ!」と一声。なんとホットプレート用の鉄板の上にたこ焼き用の鉄板をのせていたのでした。つまり、本当は一枚だけで使うのに、二重にしていたということ。そりゃ火だって通りません。漫画みたいなことがあるんだねーとみんなでひとしきり笑って、がっくり肩を落としました。みんな、申し訳ない!私が悪かった!
夜、妹にこの話をしたら、「あのたこ焼き器はちゃんとやると本当に美味しいんだよ!本当だよ!だからみんなにまた来てもらって!ちゃんと作るとすごく美味しいの!」と強くたこ焼き器の素晴らしさをアピールしていました。自分のたこ焼き器の素晴らしさが伝わらなかったことが残念だったんでしょう。一応友達には伝えてみようと思いますが、みんなが今回のことに懲りずにまた来てくれるかは未知数です。