心療内科通院日

先生の口調は相変わらず穏やかだけど、内容が少しずつ突っ込んできたような感じがします。
愛している対象が亡くなってしまう時のことを考えて、常に不安になってしまうのは、健全ではないということ。その対象から離れていると不安になるのも、やはりどこか健全ではないということ。もし、亡くなってしまっても、乗り越えられるのが、本当の愛だということ。
私の治療に関して、潰瘍性大腸炎が悪化しないというのも目標ですが、同時に、半年後の自分、1年後の自分、5年後の自分が自然とイメージできるようになることが、先生の考えているゴールのようです。今の私には、未来の自分は存在しないか、全く同じ姿のままで存在しています。イメージしたくないのか、できないのか。
先生から唐突に「結婚すれば?」と言われたのには、少し驚きました。他の人から言われると、押し付けがましく感じて、ムっとするのに、何にも感じなかったのは意外。「5年、10年後には結婚してると思いますよ」と先生には言われましたが、断固否定しておきました。「そんなことが起こっていたら、笑っちゃいますよ」と付け加えたら、「私は拍手しますよ」と笑顔で返されました。