父のセンス

父と母は、毎年、CD-ROM着きの年賀状の本を買ってきて年賀状を作ります。
暇な父が何種類かデザインして、それを母と私と妹が失笑しつつ全否定して、結局最終的には私がデザインしたものが一番の権力者である母に認められ、採用されるというのが恒例の流れ。
今年の年賀状作りも同じ流れとなりました。こちらが最初に父が作った年賀状です。

このファンシーな竜は何なのでしょう。数あるイラストの中からこれを選んだセンスが信じられません。父に聞いたら、色が気に入ったんだとか。
そして、色が気にいり過ぎて、わざわざ似たような色の帽子のイラストを取り込んで、竜にかぶせています。1月に還暦を迎えるので、お祝いの意味も込めたんですって。意味不明!クリスマスの浮かれっぷりが年賀状に侵入してるかのようです。
右下の日付が入っている絵馬も父の変な思い付きにより、竜のひげにくくりつけられています。ひげは無いよ。痛いよ。
妹と私でこの年賀状を見て爆笑したのですが、案外母が気にいっていたのにびっくりしました。結局、似たもの夫婦だわね。