楽器に合わせるのは私

今日はマリンバのレッスンでした。
今やっているのは、「禁じられた遊び」と「星に願いを」。2曲とも4本マレットで演奏します。
毎回注意されるのは、以前も指摘された、マレットを持つ手をできるだけ下げて、鍵盤と平行にするということ。どうしても、背が高いから、上から斜めに振り下ろすような形になってしまうのです。そうなると、鍵盤に当たるのがマレットの芯ではなく、毛糸ばかりの先端になる為、音が小さくなってしまうとのこと。
マリンバを習い始めて、驚いたことは、こういう、バチや楽器の特徴のために、気をつけなければならないことが複数あることです。
例えば、今回のマレットを振り下ろす角度のこと。マレットのどの部分もしっかり音が出るように作られていれば、どうやって叩いたっていいはずです。長身男性のマリンバ奏者などは、膝を曲げて演奏しているというじゃないですか。
また、音板と音板を繋げている糸の部分は叩かないように気をつけるという点にも、驚きました。響きが悪いから、そこはよけて叩くようにするのです。だけど、ついうっかり叩いてしまうような場所に、また、その糸があるんです。
ピアノを習い始めた子供の頃のことは、もうあまり覚えていないけれど、こんな風に楽器の特徴で気をつけなければならないことは無かったような気がします。忘れちゃっただけですかね。
つらつらとこんなことを書きましたが、決して、マリンバに文句があるわけではありません!ただ、おもしろい楽器だなぁと。