道発見

仕事の後、ボイストレーニングの先生に個人レッスンを受けてきました。
こういった単発の個人レッスンの講座がたまに開かれるのですが、人気講座のため申し込みの競争率がハンパなく、今回の講座も実は3分で完売。先生に「取れませんでした・・・・」と泣きついてみたところ、特別の別の日に時間を設けてくださり、本日、受講することができました。
今回の収穫は、「これはダメな声の出し方だと思って、そうならないように気をつけて声を出していたのに、実はそのダメだと思っていた発声方法こそが正しかった」という気づき。
地声と裏声の切り替えの時、時々、ヨロヨロっとなることがあり、音程も不安定だし、声もフラフラなので、意識してそうならないように力を入れたり、力を抜いたりしていたのですが、実はそのヨレヨレ声の発声方法こそ正しいのだそう。まだ安定していないから、ヨロヨロしているだけで、そこを訓練すれば、憧れのミドルボイスが出せるとのことでした。
先生が例えたのは、道。これまでの間違った発声方法に声帯が慣れていて、今、発見した正しい道はまだ不慣れ。これまで通っていた道は、何度も踏み固められ、歩きやすいけど、見つけたばかりの正しい道は、草がボウボウの歩きにくいところ。何度も何度も歩くことで、やがて、歩きやすい道ができてくる。
つまり、何度も練習しろということです。先生曰く、半年くらいで安定してくるんじゃないかと。ほんとかな。ほんとだったらうれしいな。