最近読んだ本

出だしの辺りは鳥肌が立つほど「そうそう!そうなの!」と興奮する部分もあったのですが、途中から「ん?ちょっと違うかも?」とだんだん距離を感じ始め、最終的にはかなりがっかり。
常に明るく笑顔で前向きな人なんて、ちょっと気持ち悪いですよ。そう思う時点で、もう私は著者の言う「五歳児の大人」なんでしょうけど。
でも、「私の憎しみを持ち去って下さい」と天にひざまずけだなんて、なんという終わり方ですか!?拍子抜けです。

「大人になりきれない人」の心理 (PHP文庫)

「大人になりきれない人」の心理 (PHP文庫)

小心者だけど見栄っ張りで負けず嫌い、こういう人の方がやっぱり魅力を感じるんだよな。前の本を読んだ後だからよけいに思うのかもしれないけど。
食い合わせ実験の話で出てきたおはぎと豆乳の食べ合わせ、試してみたくなりました。

絲的メイソウ (講談社文庫)

絲的メイソウ (講談社文庫)